夏の風物詩といえば花火~売れ残りの花火はいったい何処へいくのだろう~

こんな時間に何をやってるかって、9月に入り涼しくなって、もうクーラーを使わないで寝てるんだけど、暑がりの私には首筋にたっぷりと汗をかいて起きてしまうんです。ハイ。
決して更年期ではない(と思いたい)。


とある地方都市から上京して約10年になろうとしてるのだが、オドロク事がたくさんあった。

その中のひとつに、公園で花火が出来ないこと。

都内のホームセンターはもちろん、スーパーや、さらにはコンビニまで売っている花火。
私の勤務先は、近くに公園などが無い都心のオフィス街にあるのだが、そんな場所のコンビニにも必ず花火は売られている。

花火好きな私がウキウキして花火を買い、水を汲んだバケツを持って勇んで公園に行き、さぁ花火をしようかと思っていたとき、たまたま通りかかったご婦人より「ここの公園は花火は禁止ですよ。」と、言われ耳を疑った。

ご婦人の言うことにゃ、公園の看板の注意事項に書いてあるという。確認したら、なるほどキチント書いてある。
それならば近くに花火が出来る公園をご存じではないかと聞いたところ、都内の公園で花火が出来る公園は無いのではないか、との返事が。

え?イミワカンナイ。
じゃ、どこで花火をしろと?

とてもその言葉を信じられず、近所の公園を何ヵ所か巡ったが、全ての公園に「花火は禁止」と書いてあり、グズる娘をなだめて帰路についた。

私が育った地域は、どちらかというと大都市なのだが、夏の夜の公園といえば、みんな花火をしていたし、家の前で花火をしている人もいた。

東京じゃ公園で花火が出来ないと知ったあと、周りの人に「花火ってどこで出来るの?」と、聞いたら、「キャンプ?」という?付の回答。

コンビニにも売ってるのに、する場所がなくて誰が買うの?
花火は夏ならではの子供の楽しみじゃないの?

あれから約10年、帰省した際とキャンプの時しか花火をしていない。
(キャンプ場によっては花火禁止の場所もたくさんある)

なんだかなぁ。
もっと、子供が楽しい街にしてほしいよ。
近隣ジュウミンガ、花火の音と煙に苦情を言うんだろうけど、それくらい多目に見ようよ。
夏の風物詩じゃん?

なんでも苦情、苦情。
お互い様とか、みんなで子供を育てるとか、そういう気持ちの余裕が無いんだよね。

人が多いからこそ、お互い様という気持ちがとても大切だと思うんだけど。
そんなに周りに文句ばっかり言うんだったら、近所に人が住んでいない山奥にでも行ってしまえ!


今年も夏の終わりを迎え、売れ残りの花火は、結局廃棄されるのかな、などと花火に想いを馳せているうちに夜が明けて空が明るくなってきた。


追記
何故か、このエントリを打つときに、誤って半角カタカナで入力された際、濁点がついたカナを消去できなくなってしまいました。
途中おかしな箇所があるけど、まぁいっか。